21卒理系院生 理学研究科 シンクタンク内定者就活体験記

就活体験記

まずは、自己紹介をお願いします!

理学研究科物理学専攻M2の前村直哉です!千葉県出身で、学芸大から東北大の院に来ました!よろしくお願いします!

外部からの進学だったんですね!なぜ院に進もうと思ったんですか?

もともと教員志望で、教育実習も受けたんですが、そのときに学校の在り方が変わってきていると感じました。これから世界で通用する子供を育てるためには、自分が最先端を学ばなきゃいけないと思い、東北大学の大学院に進もうと思いました。卒論のテーマも「宇宙のはじまりはどうなっているのか」です!

なるほど、、!ということは最初は教育業界を見ていたということですか?

院に進学したときは研究者になろうかなとも思ったのですが、研究していくうちに自分には向かないなと思うようになりました笑。就活を意識し始めたM1の夏ごろは、教員免許を持っていたので教育や人材業界も見ていましたし、もともと死ぬまでに色々知りたいという思いを持っていたこともあって、政府系シンクタンクにも興味がありました。国際センターで行われていた説明会に参加したときに、三菱総合研究所のブースがあり、説明を聞いてますます興味が深まりました。

最終的な意思決定先に早い段階からマッチしていると感じていたんですね、、!

そうですね、他の企業について考えるときは、三菱総研からやりたいことを派生して考えました。「三菱総研ではこんなことができるけど、他の企業ではどうなんだろう?」というかんじですね。

6月のインターンに向けてはどう動きだしましたか?

実は国際センターのフォーラムに行ったのが6月ごろで、動き出したのがその頃だったので、夏のインターンに行く気はあまりありませんでした。研究に集中したかったし、やっと仙台に慣れてきた頃だったので、、。動き出すとしたら冬だろ!と思っていました。

確かに慣れない環境の中、すぐに動き出すのは大変ですよね。動き出しが遅かったことに対して、後悔はありますか?

結果的には内定がとれてるのでいいんですが、エンカレッジとかを利用して情報収集してればもっと効率よく就活できたのかもとは思います。エンカレッジは1,2回しか利用しなかったので、、。意思決定するうえでの納得材料としては足りなかったのかもしれないので、色々知ったうえでここ!って決めるなら早く動くべきだと思います。とはいえ、仙台に慣れてきてやっと6月に動き出せたのは自分的にはベストだったのではと思います。もっとエンカレッジを浸透させて行きたいですね笑。

エンカレッジなどをあまり利用しなかったとのことですが、選考対策はどうされていたんですか?

エンカレッジは紹介されたときに1回面談して、三菱総研のES添削をしてもらったり、12月のインターンに向けて何をすべきなのかを聞いたりするときに利用しました。エンカレッジのキャリアシンポジウムに参加してITコンサルに内定をいただいているメンターの人の意見をもらったり、よく聞かれた質問や対策を聞いていました!

なるほど、人に積極的に意見をもらうようにしていたんですね!面接対策に関してはどうですか?

面接は自分で対策しましたね。まず、ESを全部話し言葉で書きました。あとは、ワンキャリアとか、サイトでよくある質問を調べて、自分なりの答えを作り、自分の話してる音声を録音して聞いてみたりしました。そうすると客観的に自分の面接を見れるのでおすすめです。

自分一人でも対策できる方法があったんですね!でも、面接官相手に練習しないと、本番緊張しませんか、、?

面接は緊張しましたね笑。でも、面接ってしょせん会話なので、会話を通して新しい知見を得れるし、自分をアピールするつもりで楽しんでやってました!(もちろん、自己分析等を明確にした上で、、!!)コミュニケーションをとるのはうまい方だと思いますし、本選考の時とかは、笑わせてやろう!ぐらいの気持ちでした。

お話を聞いてると、就活上手なのがすごく伝わりました、、!実際に冬インターンに参加してみての感想を聞いてもいいですか?

社員さんと仲良くなってコネクションを作れたのが大きかったです。ESを社員さん全員に見てもらえたりもしましたし、、人とのつながりは無駄にしないように自分からズケズケ行くのが大切だと思います。社員の人からの情報は吸い込めるだけ吸い込みました。インターンに参加すべきポイントは、①働き方を知れる②社員さんの考え方を知れる③周りの人の状況を知れるっていうことですね。

やっぱりインターンには参加すべきですよね。参加してみて好印象だった企業はありましたか?

内定者のひいき目に見られてしまうかもしれないんですが、三菱総研が1番濃厚な時間を過ごせました。論理性が1番スキルアップできたのがそこでした。ほかだと、パナソニックも好印象でした。会社の一体感を感じたし、プログラム内容も面白かったです。人事の人が会場にいたっていうのも人とのつながりを感じて嬉しかったです。

年明けからは動きに変化はありましたか?

特に変化はありませんでした。冬インターン!学会!!っていうかんじの毎日でした。得れるものは全部得たいという思いで頑張りました。

なるほど、、。本選考に向けての動きはどうでしたか?

インターンのときと特に準備の仕方は変わりませんでしたし、結局冬インターンからの選考ルートで内定をもらったので本選考は受けませんでした。準備の仕方については、富士通やパナソニックの人にもこれでいいか聞いたところ、それでいいと思うとのお墨付きをもらいました。本選考の準備といっても、インターンの参加動機から、会社の志望動機に変わるだけなので!「インターンで学んで、どう変わりたいか」から、目線が少し変わって、「40年、50年働いていけるか」という視点をもつようになり、自分の場合、周りの人や同期の存在が決め手になったんですが、それはインターンに参加して知ることができました。

その際気を付けていたポイントなどあれば教えていただきたいです!

自分は人より遅れているという認識があったので、効率的に選考を進めていくために、毎インターンごとに自分にとっての会社の長所、短所を書き出すようにして、順位付けして整理していました。実際のESでもインターンについて書く欄があったことに加えて面接でも聞かれたので、そこでも役立ちました。

後半へ続く