職種研究会No.2

💡デジタルコンサルタントとマーケティング職

本記事では、将来のキャリアを考える上で人気の高いデジタルコンサルタント職マーケティング職について、具体的な志望動機、仕事内容、求められる人物像、そして内定者が実際に注力した対策とキャリアプランを深掘りします。


🚀 職種は:デジタルコンサルタント職

職種の特徴と仕事内容:

デジタルテクノロジーを起点とし、クライアントが抱える経営課題の解決を支援します。具体的には、データアナリティクス、AI、サイバーセキュリティ、デジタルインフラ整備といった専門性を活かし、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。

何でそれを志望したか。志望した経緯:

志望者は、戦略、セールス&マーケティング、新規事業立案などの「ソリューション軸」と、デジタル戦略、データアナリティクス、サイバーセキュリティなどの「デジタル軸」を細かく比較検討しました。その結果、粒度の粗い比較ではなく、「データアナリティクス」の専門性を武器として磨きたいという明確な意思を持ってデジタルコンサルタント職を選択しました。

どういう人が向いているか:

  • デジタル活用やデータドリブン経営に強い関心がある人
  • クライアントの課題を、デジタルやデータを起点にして根本的に解決したいという意欲を持つ人

内定者の特徴:

  • 理系8割、文系2割と理系出身者が多い傾向
  • 明るく、コミュニケーションを円滑にとれる人が多い

受かるために何に注力したか:

  • ケース対策GD(グループディスカッション)対策ジョブ対策といった選考対策を入念に行った。
  • 特に、ベンチャー企業のインターンに複数参加し、長時間のGDの進め方のコツを体得するなど、実践的な経験を積むことに注力しました。

キャリアプラン:

まずはデータアナリティクス×AI領域で専門性を磨き、データ解析の実装知識を持ちつつ、それを上流の経営戦略アジェンダとして語れるようになることを目指します。その後の選択肢として、以下を検討しています。

  1. 戦略コンサルに入り、「デジタル戦略」「データドリブン経営」のソリューション専門家となり、最強強度の問題解決作法を身に着ける。
  2. 外資系のマーケティングに移り、デジタル×マーケティングの武器を磨く。
  3. ベンチャーの事業会社に移り、データドリブン経営の実現が成長の鍵となる領域で、若手からリーダーとして活躍する。

📈 職種は:マーケティング職

職種の特徴と仕事内容:

顧客のニーズを探り、「ものが売れるしくみ」を創造し、実行することです。販売戦略の立案からプロモーションまで、製品に関する全てを統括するプロダクトマネージャーなどが主要な役割です。

何でそれを志望したか。志望した経緯:

大学時代にマーケティングを専攻し、「ものが売れるしくみ」に興味を持ったことがきっかけです。学問として学んだ3Cや4Pといったフレームワークが、実際の企業で活用されていることを知り、それを仕事にしたいと考えました。

どういう人が向いているか:

  1. 多くの人とコミュニケーションをとることが好きな人:営業、生産管理、技術など、あらゆる部署との連携が不可欠です。
  2. リーダーシップがある人:関係者をまとめ、共通のゴールに向けて牽引する力が必要です。(例:P&Gなどの企業でも面接でこの力が重視される)

内定者の特徴:

  • リーダーシップ経験がある人が多い。
  • 多くの人と関わることを苦としないタイプ。

受かるために何に注力したか:

  • 倍率が高い職種であるため、OB訪問を深く行い、仕事への解像度を高めることに注力しました。
  • 選考対策を完璧に行い、特に夏経由でしか選考を実施していない企業(資生堂、USJなど)があるため、早めから十分な対策をとりました。

キャリアプラン:

  1. まず、会社によっては採用がSales&Marketingの場合もあるため、営業職で現場を経験し、お客さんのN=1の声(個別の声)を拾いたいと考えています。(最初からマーケティング職の人も多い)

その後、マーケティング職に就き、プロダクトマネージャーとして販売戦略からプロモーションまで一元管理し、部門統括を行うことを目指します。