26卒に聞いた！OB訪問の活用術！

🧑‍💻 OB訪問で就活を加速させる！後悔しないための活用術

OB訪問は、志望企業の内情を知り、選考を有利に進めるための重要なステップです。この記事では、効果的なOB訪問の進め方から、就活を成功に導くための活用方法までを解説します。

今回は体育会系デベロッパー就活経験者から話を聞きました！

OB訪問とは、企業の人事以外の社員の方（OB/OG）と接触し、仕事内容や社風など、企業のリアルな情報を得る機会です。単なる情報収集だけでなく、社員との対話を通じて、自分のキャリアに対する考えを深める「社員面談」としての側面も持ちます。

主に若手社員が多いですが、キャリア形成の相談に乗ってくれる中堅社員に会える場合もあります。多くの場合、人事担当者ではないため、よりフランクで本音に近い話を聞くことができます。

就活生が積極的にOB訪問を始めるのは2・3月頃がピークです。しかし、この時期は社員の方も多忙になり、なかなか連絡がつかないことも増えます。

おすすめは、周りに差をつけるために11月・12月頃からスタートすることです。早期に動くことで、社員の方の対応も比較的スムーズで、多くの情報を得やすくなります。

時期	特徴
11月・12月	連絡がつきやすい。早めに動くことで余裕をもって情報収集が可能。
2月・3月	ピークのため、社員の対応上限に達したり、返信が遅れるなど難易度が高まる。

OB訪問にはいくつかのチャネルがあります。

① ビズリーチ・キャンパス
- ほとんどの企業が登録している主要なオンラインプラットフォームです。
- 特定の企業（例：メガバンクの一部など）では、インターンシップ経由でないと利用できない場合もあります。
- 社員の属性（所属部署、経験など）を事前に確認して訪問依頼ができます。
② 企業が斡旋
- 企業独自のシステムや、インターンシップ応募者限定など、企業側から案内があるケースです。
- 対面（ランチ形式など）が多い傾向があり、より深い関係構築に繋がることがあります。
③ Matcher（マッチャー）アプリ
- ビズリーチ・キャンパスと同様に、学生と社員を繋ぐアプリで、対面での訪問が多いのが特徴です。
④ 大学のキャリアセンター
- 大学に蓄積されたOB/OGリストからメールアドレスを取得し、個人でメールを送り訪問を依頼します。

すべて学生側から日程も時間も申請するのが基本です。社員の方の負担を減らすため、時間は30分から最大1時間でお願いするのがマナーです。

OB訪問は、基本的には学生が進行役です。「自己紹介をさせていただきます。その後、質疑応答という流れでよろしいでしょうか？」と確認しましょう。

質問カテゴリ	聞くべきことの例	目的・効果
キャリア形成	長期的に成し遂げたい目標、その過程で経験すべき部署	志望動機の具体化、社員との共感性チェック
仕事の深掘り	実際の仕事内容、大変なこと、やりがい（例：地主との調整について）	自分の適性を確認、入社後のイメージ具体化
社風理解	社員の「人の良さ」を感じた瞬間、上司はどんな人か	志望動機に活かす（「社員の方から〇〇を聞き、一緒に働きたいと思った」）
選考対策	面接でアピールしていた強み、聞かれた好きな建物（企業による）	面接官の視点、選考突破のヒントを得る

デベロッパー、商社、広告などの高倍率企業では、OB訪問は必須と言われることがあります。

志望度の高さのアピール
- 「何人も社員に会っている」という事実は、企業への本気度を示す一番のアピールポイント！
選考優遇ルートの存在
- 企業によっては、OB訪問を一定回数以上行った学生や、評価の高い学生に対し、本選考で1次面接がカットされるなどの優遇ルートが存在します。
面接・ES対策としての活用
- 面接で「〇〇部署の△△さんの考えに共感し、私も貴社でキャリアを積みたいと思いました」のように、具体的なエピソードを交えることで、志望度が非常に高いと評価されます。
- 仲良くなった社員に連絡先を貰い、選考直前でES添削や面接対策をお願いできる場合もあります。