21卒文系学部生 教育学部 教育・人材内定者就活体験記

就活体験記

まず、自己紹介をお願いします!
教育学部4年の山口奈留実です。就活では、人材と教育業界を主に見ていました。大学では合唱部に所属し、3年時に部長を務めながら就活と部活を両立していました!

ずっと抱えていた教育への問題意識

よろしくお願いします!早速ですが、山口さんが就活を意識し始めたのはいつ頃でしたか?
2年の秋ですね。公務員か民間かずっと迷っていたんですが、民間就職しようかなと思い始めました。

結構早くから意識されていたんですね!やりたいことなどあったんですか?
私が中学校の時、学校がかなり荒れていて。授業もまともに受けられないような状況も経験したんです。こういった状況の教育現場が少なからずあることを体感して、学校の制度やそれに伴う教員の働き方、教育格差などにずっと問題意識を持っていて。国家公務員となって政策を作る側の立場から解決できないかなとなんとなく思っていました。

それがなぜ民間就職へ傾いたんでしょう?
2年の秋に授業の一環で文科省の話を聞く機会があって。もちろん文科省の職員として政策を考えることも重要だけど、自分のやりたいところって本当にそれかな?と思ったんです。疲弊している現場には国の政策がなかなか届いていない現状もある中で、民間企業側として文科省と現場の中間に立つ役目を担うのもありだなと感じました。

夏インターンで再確認できた自分の興味

この時点からかなりやりたいことが明確だったんですね!動き始めたのはいつ頃ですか?
実際に行動に移したのは、3年生の5月にエンカレッジのキックオフセミナーに参加してからですね。このころはやっぱり「広く見ろ」ってよく言われたので、教育業界に絞らずいろいろなイベントに参加したり多くの企業を見たりしました。

なるほど。インターンはどんな企業に参加されましたか?
大手の教育系の企業や地元の塾を運営している企業、人材系の企業などに参加しました。教育や人材以外でも、イベントで接点があった企業などのインターンには積極的に参加していました。

インターンでの収穫は大きかったですか?
やっぱり教育・人材だなというのが1番の感想でした。社員さんとお話したりワークをやったりした上で、自信をもって自分はこの業界に興味があるといえると実感しましたね。志望業界以外の企業を見たからこそ比較もできたので、とりあえず行ってみるというスタンスでいたのは良かったなと感じます。

なるほど、多くの人が「最初は広く見ろ」というのにもそれなりの理由があるということですね。
そうですね。広く見てとにかく色々行ってみたことで、「ゴールを見据えて行動すること」の重要性に気づくこともできたなと感じます。目的意識があるインターンと無いインターンとでは学びも全然違いましたし…。

インターンで意識していたポイント

当初興味があった教育に加えて人材にも興味があったということですが、なんでですか?
結局は子を変えるか親を変えるかの違い、という捉え方もできるなと思って。自己分析した末に出てきた自分の働く目的が「自己実現し続ける人を社会に増やしたい」ということだったので、それなら働く人に対するアプローチでも良いなと思い惹かれましたね。

たしかにそうですね!秋冬インターンは業界を絞ったんですか?
そうですね。夏に行けなかった教育系の企業や人材系の企業のインターンに参加しました。

インターンで意識していたことってありましたか?
せっかく行くなら収穫が最大限になるように心がけてましたね。明らかにしたいことを明確に設定してから参加して、参加後は自分の仮設と照らし合わせてしっかり振り返りをするようにしました。就活全般においてPDCAを回すことは重要だなと感じますね。

参加中でいうと、社員さんの雰囲気だけでなく周りの学生の雰囲気を見るように意識していたかも。ゆくゆく同僚になる可能性が高い人たちですから、自分と合うか?コミュニケーションがスムーズにとれるか?というのは意識的に感じ取るようにしていました。

なるほど。行って満足するだけではなく前後や参加中も気は抜けませんね!
次はいよいよ、冬以降から意思決定までの道のりについてお話を聞いていこうと思います!